新機軸のアイドル「ミスiD」グランプリは14歳、沖縄出身のハーフ美少女!
2012年7月21日 20:35

[映画.com ニュース] オーディション企画「ミスiD(アイドル) 2013」に選ばれた6名のお披露目会見が7月21日、東京・六本木のTSUTAYA TOKYO ROPPONGIで開催された。初代グランプリに輝いた玉城ティナをはじめ、大場はるか、夏江紘実、木下綾菜、塚本波彩、西田藍の受賞者6人が出席し、喜びと今後の活動に向けた意気込みを語った。
AKB48をはじめ、多くのアイドルブームが過熱する現況を受けて「クラスの端っこにいる女の子」というこれまでにない機軸で行われた今回のオーディション。すでに芸能活動を行なっている者も含め、サブカル好きからヤンキーまで多種多様な526人の応募が集まった。ウェブ上での投票ののち、タレントの吉木りさ、TVプロデューサーの丹羽多聞アンドリウ、気鋭の若手批評家・宇野常寛ら10人の選考委員による、2度の審査を経て6人が「ミスiD」として選出された。
グランプリに輝いた玉城は、アメリカ人の父と日本人の母を持つ沖縄出身の14歳。選考委員のひとりは、その姿を目の当たりにし「美少女すぎて息ができない!」と評したという。拍手と歓声を浴びながらマイクをとった玉城は、緊張したそぶりも見せずに「『14歳だからできない』ではなく、自分なりにできることをどんどんやっていきたい。モデルに演技、歌などに取り組んでいきたいです」とニッコリ。現在の気持ちを漢字一文字で表すと「挑戦の“挑”です」と力強くうなずいた。
すでに芸歴7年を誇る大場は「なかなか芽が出ず(苦笑)、人生を変えてやろうと思って応募しました」と明かし「夢はレッドカーペットを歩くこと」と大きな夢を掲げた。塚本は元ヤンキー。面接の場で「場面で(=成り行きで)」という言葉を連発するなど、独特の言語感覚で審査員の心をつかんだ。「こんなギャルみたいのが潜入してていいのかと思った(笑)」と自虐的に語りつつも、「つなぎとかオラオラ系のファッションが好きなので『マジすか学園』とかあこがれます」と個性を生かした活躍に夢を馳せた。審査員を務めた現役女子大生フォトグラファー・草野絵美は、「誰も妥協することなく2時間ほどの白熱した会議だった」と総括した。
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