柳沢慎吾「マダガスカル3」に自信「オレの時代が来るかも」

すみだ水族館で映画のイベントが開かれるのは、今回が初めて。人気キャラクターのペンギンズにちなみ、名物となったペンギンの巨大水槽の前に立った柳沢は「歴史に残るイベントをやろうと思っています」と序盤からハイテンション。14年ぶりの来日となるダーネル監督も、「こんな真新しい水族館でのイベントができてうれしい。興奮しています」と笑顔をのぞかせた。

この日は、ペンギンズたちが水族館の夏休み応援隊長に任命され、お返しとばかりに柳沢は新鮮なアジをペンギンたちにプレゼント。目の前でペンギンたちに餌付けされたことに、ダーネル監督も大興奮だった。作品については、「3部作をまとめる最高傑作になっています」と自信満々。柳沢の吹き替えに関しても、「素晴らしい声を披露してくれています」と称えた。今年のカンヌ映画祭には、日本代表として柳沢もレッドカーペットを歩いたが「（オリジナル版の声優を務めた）ベン・スティラーたちには『キャーッ』と歓声が集まったけど、彼らがいなくなると客が一斉に引いていって、落ち込んで帰りました」「レッドカーペットを逆走して3回も歩いたのは僕が初めて」と武勇伝を明かした。

それでも、作品には自信を持っているようで「今日から名前を“マーティ慎吾”に変えます。この夏は『マダガスカル』ブームが来るよ。ひょっとしたらオレの時代が来るかも。どうしよう？」とご機嫌。映画と関係のない持ちネタを次々と披露し、最後は「『マダガスカル3』を見ていい夢見ろよ！　また会う日まで……あばよっ！」と決めゼリフで喝采を浴びていた。

「マダガスカル3」は8月1日から公開。