トータス松本、声優初挑戦のアニメで志村けんと共演 歌声も披露
2012年7月10日 06:00
[映画.com ニュース] ミュージシャンで俳優のトータス松本が、お笑いタレントの志村けんに続き、ハリウッドアニメ「ロラックスおじさんの秘密の種」の日本語吹き替え版で、アニメの声優に初挑戦することがわかった。女優の能年玲奈、子どもモデルのしずくちゃんの参加も決定した。
トータス松本は、オリジナル版でエド・ヘルムズが声を担当した、メインキャラクター・ワンスラーを担当。演技をしながら、5曲の歌を披露する難役だ。トータス松本は、今回のオファーを受けた理由を「まず、ワンスラーというキャラクターは、歌うたいじゃないとできないということ。ギターも弾くし、これはもう僕にぴったりだと思いました。そして、志村さん! なんせドリフ世代ですから」と説明。そして、「何をおいてもとにかくやっぱり、映画そのものが最高だった。ぐっと元気になります」と今作の魅力をアピールした。
能年は、オリジナル版でテイラー・スウィフトが演じたヒロイン・オードリーに挑む。「声だけのお芝居というものにもすごく魅力を感じていた」そうで、「パワフルで楽しい、こんなに素敵な作品に出させていただけるなんて! 興奮で心臓が止まりそうです!」と感激しきり。人工の街に住む女の子マリーを演じるしずくちゃんは、「ロラックスおじさんと早く会っていっぱい遊びたい!」と、天真爛漫なコメントを寄せている。
原作は、「グリンチ」「ハットしてキャット」などで知られる、児童文学作家ドクター・スースの児童書。クリス・ルノー監督ら「怪盗グルーの月泥棒 3D」のスタッフが結集し、3Dアニメ化した。環境破壊によって緑が失われた世界を舞台に、人工の街で暮らす少年テッドと不思議な森の住人「ロラックスおじさん」が、自然を取り戻すため奮闘する。
「ロラックスおじさんの秘密の種」は、10月6日から全国で公開。