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伊勢谷友介、監督第2作「セイジ」引っさげ台北映画祭に出席

2012年7月6日 18:00

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台北映画祭に出席した伊勢谷友介
台北映画祭に出席した伊勢谷友介

[映画.com ニュース] 俳優の伊勢谷友介がこのほど、2度目のメガホンをとった映画「セイジ 陸の魚」を引っさげ、第14回台北映画祭に出席。脚本を担当した龜石太夏匡プロデューサーとともに記者会見、舞台挨拶、ティーチインと精力的に同作の魅力をアピールした。

同映画祭は、6月29日~7月21日に台湾・台北で開催されている。伊勢谷は、今作が特別招待作品として上映されたほか、“Filmmaker in Focus”として特集が組まれるなど注目を集めた。

伊勢谷は会見に臨み、今作は「命をかけてつくった映画」と自信をのぞかせ「今は、社会的に見ても人間の生き方というはどういうものなのか、きちっと表現をしないといけない時代だと思った。どういう形で人間の社会がありえるのかを真剣に考えて、それを表現する形として映画を撮りたかった」と明かした。

本編上映後のティーチインでは、会場に詰めかけたファンから多くの質問が飛び交った。伊勢谷は、今作と前作「カクト」を比較し「内向的なところから、外的要因への変化がある」と分析。そして、「僕自身も『カクト』のときは、自分自身のために映画をつくっていた。それから8年経ってさまざまな経験を積み、表現の形とは最終的には見てもらわないことには意味をなさないと感じるようになった。僕自身の表現の主体性が変わったというのが一番大きな変化」と語った。

主演の西島秀俊については、「(伊勢谷は)『あしたのジョー』の力石役をやっていて、かなり体をつくったのでそこには自信があったんですが、衣装合わせに現れた西島さんの裸を見て『えええー!?』と。あの体は本当に素晴らしい」と絶賛。映画人として、「生き方の影響を受けた監督もいます。『ブラインドネス』のフェルナンド・メイレレスは、撮影で破壊した環境の分、木を植えるんですが、すごく感銘を受けました」と語った。

セイジ 陸の魚」は、「カクト」(2003)以来、8年ぶりとなる伊勢谷の監督第2作。大学4年生の僕が、一人旅の途中で不器用ながら純粋に生きる男セイジに出会ったことをきっかけに、人生を見つめ直す姿を描く。ドライブインの店長セイジを西島、僕を森山未來が演じている。DVD&ブルーレイは、8月15日に発売。

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