J・キャメロン製作「シルク・ドゥ・ソレイユ」日本で世界最速公開決定

2012年6月15日 06:00

ジェームズ・キャメロンが参加した映画「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」

［映画.com ニュース］　パフォーマンス集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”が日本公演20周年を迎え、ジェームズ・キャメロンが製作総指揮を務めた映画「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」が、11月9日に日本で世界最速公開されることが決定。このほど、予告編と日本限定版ポスタービジュアルが公開された。

“シルク・ドゥ・ソレイユ”は、世界50カ国以上から集まった約1200人のパフォーマーによるエンタテインメント集団。これまでに300都市2000カ所以上で公演を行い、世界中を熱狂させている。

「ナルニア国物語」のアンドリュー・アダムソン監督がメガホンをとった今作は、米ラスベガスのレジデントショー「O（オー）)「KA（カー）」「LOVE（ラブ）」の映像を盛り込み、異世界に迷い込んだ女性が運命の青年を探し求める旅路を通して、7つの世界をつなぐ愛を描く。

主人公エイミーは、サーカスのショーである青年と運命的な出会いを果たす。しかし、空中ブランコに失敗した青年は、地面に飲み込まれるようにして姿を消してしまう。後を追ったエイミーも不思議な世界に迷い込む。

予告編は、“シルク・ドゥ・ソレイユ”のダイナミックなパフォーマンスを、臨場感あふれる映像で映し出す。ドキュメンタリーではなく物語に仕上げることで、幻想的なパフォーマンスの魅力を引き出している。切り絵画家の蒼山日菜氏が手がけたポスターは、繊細な切り絵で同集団の象徴である太陽マークを華やかに表現した。オファーを受けた蒼山氏は「シルク・ドゥ・ソレイユにふさわしいロゴを目指し、こん身一撃で制作させていただきました」とコメントを寄せている。

「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」は、11月9日に日本で世界最速公開。