ゴダール、清順作品などを手がけた小笠原正勝のポスターデザイン展開催
2012年6月15日 19:00

[映画.com ニュース] テオ・アンゲロプロス、ジャン=リュック・ゴダール、アンドレイ・タルコフスキー、鈴木清順といった世界の巨匠のポスターデザインを手掛け、現在も映画・演劇ポスターデザインの第一人者として活躍する小笠原正勝氏のポスターデザイン展「POSTER紙々の深き欲望 小笠原正勝ポスター群像」が、6月15日から東京・荒川区東尾久のギャラリーOGU MAGで開催される。
小笠原氏は武蔵野美術大学卒業後、東宝と東和のデザイン制作会社で芸術座、東京宝塚劇場、日劇などの演劇のポスター・広告のデザインを担当。フリー転身後、ニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマを訪れ、映画ポスターデザインを研究。帰国後、岩波ホールのエキプ・ド・シネマのポスターデザイン、フランス映画社バウ・シリーズ、ATGの仕事、また東宝東和作品を中心に、松竹、東映、大映、東光徳間、俳優座シネマテン、三百人劇場など40年以上にわたり映画ポスターを手掛けている。
今回の展示の構成について小笠原氏は「映画ポスターを『あの遠い日の映画への旅』というふうに、年代も国籍も作品ジャンルも一括りにした自由な展示にする。そこの居場所に立ち会うひと個々の映画体験の想いに重ねあわせられるような劇的空間になればうれしい。天井からつり下げられたポスター、スライドで映写されたポスターの効果も含めて……。コンピュータ時代の大量の情報が錯綜するなかで!」とコメントを寄せている。
同企画は小笠原氏のデザインの仕事に光を当てる試みで。100点を超える映画・演劇ポスターデザインを展示及び販売する。会期は15~17日、22~24日の計6日間、午後1~8時。入場無料。
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