生瀬勝久、主演でなく主人公を強調「興行成績の責任負いたくない」
2012年6月13日 12:53

[映画.com ニュース] 生瀬勝久が初の単独主演を務める映画「スープ 生まれ変わりの物語」の完成披露試写会が6月12日、都内の劇場で行われ、生瀬をはじめ共演の刈谷友衣子、野村周平、大塚祐吉監督らが舞台挨拶に登壇した。6月19日の父の日にちなみ、娘役を演じた刈谷から生瀬にサプライズで花束が贈呈されると、「父親って難しい。僕にも息子がいるけれど、自分のことをまだ大人だと思っていないので、息子の前でどういう父親を演じるかが毎日の課題」とほほ笑んだ。
森田健のノンフィクション「生まれ変わりの村」(河出書房新社刊)に収録されている「スープの伝説」をモチーフに、死んでなお娘を思い続ける父親の姿をユーモラスに描くヒューマンドラマ。生瀬とともにあの世をさまよう上司・綾瀬役を小西真奈美が演じる。
生瀬は、「本当に素敵な脚本をいただいたけれど、この役が僕で本当にいいんだろうかという印象だった。普段からウソばかりついて、エキセントリックな役ばかりやっているので(笑)。このキャラクターを僕にオファーしてくれた監督に本当に感謝」と挨拶。さらに、「この作品にかかわれたことはうれしいけど、主演というよりは主人公を演じたというつもり。興行成績の責任を負いたくないので、あんまり主演と言ってほしくない」と笑わせた。
刈谷は、生瀬の印象を「話も面白いし、こんなお父さんがいたらいいなと思う」とベタ褒め。大塚監督からとにかく厳しい指導を受けたという野村は、「僕以外はみんな天才だと言われた。ずっと『役者人生ゼロにして挑め、バカヤロウ!』って感じだったので、リハーサルは楽しくなかった」と暴露したが、「監督にしぼっていただいたおかげで素敵な映画になった」と感謝の念も忘れなかった。
「スープ 生まれ変わりの物語」は、7月7日から公開。
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