5年連続ミシュラン3つ星「すきやばし次郎」ドキュメンタリー、米で大人気
2012年6月13日 11:45

[映画.com ニュース] 5年連続でミシュラン3つ星に輝いた「すきやばし次郎」の寿司職人、小野二郎氏と弟子との関係を描いた「Jiro Dreams of Sushi」(「二郎は寿司の夢を見る」の意)が、アメリカで大好評を得ている。
アメリカ人のデビッド・ゲルプ氏が監督した同作は、今年3月9日からアメリカで限定公開がスタート。米総合映画批評サイトRotten Tomatoesで98%という高得点を獲得し、いまもロングラン上映を続けている。
アメリカにSUSHI文化は根付いているものの、85歳の現役寿司職人の生きざまは新鮮に映ったようで、同作を見た人の多くが「すきやばし次郎」への訪問を熱望。J・J・エイブラムス作品のプロデューサーとして知られるブライアン・バーク氏も、「スター・トレック2(仮題)」の取材時に、次回来日の際に同店での食事を希望している。
かつて日本を舞台にした「ロスト・イン・トランスレーション」の公開時、物語の舞台となったパークハイアット東京への宿泊希望者が増えたように、今作を見たセレブが今後の来日時に「すきやばし次郎」への訪問をリクエストすることになりそうだ。なお、同作の日本公開は現時点では未定。
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