「テルマエ・ロマエ」興行収入50億突破!世界20カ国以上からオファー殺到
2012年6月13日 05:00
[映画.com ニュース] 阿部寛主演の「テルマエ・ロマエ」がこのほど、興行収入50億円を突破した。邦画で大台を突破したのは、2010年の「THE LAST MESSAGE 海猿」以来の快挙となる。さらに、世界20カ国以上からの公開オファーが殺到し、「テルマエ現象」は日本だけでなく海を渡ることが確実となった。
同作は4月28日、全国304スクリーンで封切られ、公開後1週間を待たずに観客動員100万人を突破する大ヒットを飾った。その後も順調に数字を伸ばし、5月13日の大ヒット舞台挨拶ではイタリア公開が発表されていた。
現在までに公開が決定しているのは、イタリアのほかモナコ公国、バチカン市国、マルタ共和国、台湾、香港、マカオ。さらに、フランス、スイス、ベルギー、北アフリカ諸国、韓国、アメリカ、ドイツ、イギリス、トルコ、シンガポール、中国、カナダ、ロシアなど19カ国から公開オファーが殺到し、現在交渉を続けているという。
今回の興収50億突破を受け、撮影でも使用した銭湯、稲荷湯から主演の阿部に50年間無料入場券がプレゼントされた。古代ローマ人になりきった阿部は、「本当にうれしいです。古代ローマ人役ということで、自分でも不安に思っていたんですが、多くの方に愛される作品になったということが本当にうれしいです」と感無量の面持ちだ。
50年間無料入場券については、「私が97歳までですね。来ます! 通います! 50年間も通えるかなあと思いましたが、できれば3年延ばしてもらって、100歳まで来たいと思います」とニッコリ。海外からのオファーは、「外国の方たちに受け入れられるということを予想もしていなかったので、本当にびっくりしています。ハリウッドでこの映画が上映されることになったら予想外だし、まさかまさかの連続で本当にうれしいです」と喜びをかみ締めていた。
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