ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」原作者、続編映画の企画を明かす
2012年6月5日 12:00

[映画.com ニュース] ニコラス・ウィンディング・レフン監督、ライアン・ゴズリング主演のクライムサスペンス「ドライヴ」(2011)の原作者であるジェームズ・サリスが、続編映画の企画が浮上していることを明かした。サリスが英インディペンデント紙に語ったもので、今年4月に出版した続編小説「ドリヴン(Driven)」を映画化する動きがあるという。
「ドライヴ」は、昼はハリウッド映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手として働く寡黙な天才ドライバーが、愛する女性を守るため裏社会を相手に命がけの戦いを繰り広げる姿を描いた。続編の「ドリヴン」はこの7年後が舞台で、主人公はポール・ウエストの名で米アリゾナ州フェニックスに住み、結婚間近の婚約者がいる。しかし、あるギャングらに襲われて婚約者は死亡。主人公は、封印してきた過去と再び向き合い、復しゅうを試みるというストーリーだ。
サリスは、「続編を書いているとき、どうしても主人公にライアン・ゴズリングをイメージせざるを得なかった」と語り、「彼(ゴズリング)はキャラクターを完全に掌握していた。もちろん、映画の脚本はいくつかの変更があったが、原作の重要な芯の部分はそのままだった」と、映画版を手がけたレフン監督とゴズリングを絶賛している。
続編映画は現在のところ、監督、脚本家、キャストなどまだ白紙の状態だ。ちなみに、レフン監督とゴズリングは、撮影中の新作「Only God Forgives(原題)」をはじめ今後公開予定の複数の作品でコラボレートしている。
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