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坂本美雨が「メリダとおそろしの森」日本語版エンディングソングを担当

2012年6月1日 06:00

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日本語版エンディングソングを担当する坂本美雨
日本語版エンディングソングを担当する坂本美雨
(C)Disney/Pixar.All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] ミュージシャンの坂本美雨が、ディズニー/ピクサーの最新作 「メリダとおそろしの森」日本語版エンディングソングを担当することがわかった。主人公の王女メリダと母の王妃エリノアが2人で歌うデュエット曲「いにしえの子守歌」を、坂本が母親と娘の両役を演じながら歌い分ける。

坂本龍一を父に、矢野顕子を母に持ち、自らもミュージシャンとして活躍、音楽界のサラブレッドとして知られる坂本が、初めてハリウッド作品に携わる。坂本の神秘的でクリアな歌声に注目した日本版のスタッフが、坂本の曲を本国に送り、ディズニー/ピクサーの音楽担当責任者の大絶賛を受けた。

本作はピクサー作品初の女性主人公、初のおとぎ話、そして初の中世時代の物語で、スコットランドを舞台に王女メリダの冒険を描いたファンタジー・アドベンチャー。坂本が歌う「いにしえの子守歌」は、魔法で熊に姿を変えられた母を助けようとするメリダが、お互いの絆を確かめ合う重要なシーンの挿入歌としても使われている。

トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」のファンで、ピクサー映画やピクサークリエイティブな姿勢を尊敬しているという坂本は、「大好きなディズニー/ピクサー映画にこういった形でかかわれることが何よりもうれしいし、歌手になってから、子守歌を歌いたいとずっと思っていた」と喜びのコメント。収録の際は「懐かしい景色やにおいがよみがえる美しい曲。愛しい人を一心に想う気持ちで歌いました」と楽曲への思い入れを語り、「無邪気な子どもに戻った気持ちと見守る母の気持ちの歌い分けは、子どもになった自分とのデュエットという不思議な体験でした」と振り返った。

メリダとおそろしの森」は、7月21日全国で2D/3D同時公開。

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