三上博史×笹野高史×濱田岳、東野圭吾のドラマシリーズ“笑”に主演
2012年5月19日 06:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・東野圭吾が手がけるドラマシリーズ“笑”が、KDDIとJ:COMによる新サービス「ドラマJoKer<ジョーカー>」で配信されることが決定。各話に三上博史、笹野高史、濱田岳が主演し、ミュージシャンのトータス松本が主題「笑ってみ」を担当することがわかった。
「容疑者Xの献身」「白夜行」などで知られるミステリー作家・東野が、“笑い”に焦点を当てた同シリーズ。東野はこれまでに短編集「怪笑小説」(1995)、「毒笑小説」(96)、「黒笑小説」(05)、「歪笑小説」(12)でブラックな笑いを描いてきた。今回、3つの視点からミステリー作家が暴く“笑い”に迫る。
山田雅子プロデューサーは、「東野のミステリー作家だけではない別の一面を知ってほしい」という思いからドラマ化に踏み切った。そして、「ブラックかつシニカル方面ですが“笑”というテーマで、1990年代から現在まで連続で書かれている短編がある。いわばその“笑”というのは東野さんの目線を裏から支えているひとつの大事な要素なのではないか」と分析した。
“笑”を描くにあたり「メインキャストを芸人さんにしない」ということにこだわったという。「登場人物は決して自発的に人を笑わせるとか、面白いという要素を持たないのが理想的だったからです。やっている俳優さんから『面白いでしょ』的匂いがしてしまうと、たぶん台なしになってしまうであろう種類の“笑”がテーマ」と三上、笹野、濱田にオファーをした。
“第1笑”の「モテモテ・スプレー」(水落豊監督)は、「モテたい」という願望に駆られた青年があやしげな博士から謎のスプレーを受け取ってしまうというストーリー。濱田がモテない青年タカシ、倉科カナがタカシが思いを寄せる女性、津川雅彦が謎めいた博士を演じる。
続く“第2笑”の「あるジーサンに線香を」(石井総一監督)は、若返りの実験に巻き込まれる老人「ジーサン」の姿を描く。若手俳優・菅田将暉が笹野の若返った姿、アイドルグループ「AKB48」の宮澤佐江がヒロインの千春に扮する。
「貞子3D」の英勉監督がメガホンをとる第3笑”の「誘拐電話網」は、三上のほかミムラ、石丸謙二郎が出演。蕎麦屋を営む夫婦が、見ず知らずの子どもを誘拐犯から救うため奮闘する。
ドラマシリーズ“笑”は「モテモテ・スプレー」が8月1日、「あるジーサンに線香を」が9月1日、「誘拐電話網」が10月1日に配信。
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