貞子がシドの新メンバーに!? 「貞子3D」監督が自腹覚悟でメンバーに懇願
2012年5月19日 21:59
ボーカルのマオは、これから映画を鑑賞する観客に「超怖いよ」とニヤリ。4人は全員そろって鑑賞したそうだが、一番怖がっていたのはベースの明希で「帰りの車でも『本当に怖い!』と言っていた」。客席からは「かわいい!」と歓声が上がったが、明希は「おれだけじゃなくてみんなビビりまくっていましたよ!」と苦笑交じりに反論した。
「新メンバーのハナです」と挨拶し、笑いを誘った英監督は「映画としては声を出して見てもらうようなやんちゃな作品なので、曲もパンチが効いたのがいいなと思っていたら格好いいのが来ました。エンドタイトルの部分は、曲を聴きながらデザインしました」と振り返った。
作曲を担当した明希は、「僕らにとっても新しいアプローチでした。有名作品というプレッシャーはありましたが、いいものができたと思います」と手応えを明かす。作詞のマオも「(過去の『リング』シリーズを)見ていたのでうれしかったです。シドの世界観と『貞子3D』の世界観をどうリンクさせるか考えました」と語り、ギターのShinjiは「ギター、格好いいでしょ(笑)?」と満員の観客にアピールしていた。
3月に行われたライブでは、貞子が突如乱入するというサプライズ演出があったが、この日も貞子はメンバーに花束を渡すために登場。マオは「優しい人なんですね」と笑顔を見せ、貞子も英監督の通訳を介して「うれちい……」と喜んでみせた。英監督は「(シドの)メンバーに貞子を入れてあちこち回ってほしい」とメンバーに懇願。ギャラについても「おれから出すよ!」と自腹での貞子のシド加入を訴え、劇場は笑いに包まれた。