内村光良、7年ぶりに映画監督 伊藤淳史&小出恵介がダブル主演
2012年5月10日 12:00

[映画.com ニュース] 「ウッチャンナンチャン」の内村光良が、放送作家・鈴木おさむ原作の小説を映画化する「ボクたちの交換日記」で監督を務めることがわかった。内村が映画のメガホンをとるのは、監督・脚本・主演を兼ねた「ピーナッツ」以来約7年ぶり2作目。今作では、ダブル主演の伊藤淳史と小出恵介が初共演を果たす。
今作は、鈴木の「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」が原作。架空の売れないお笑いコンビの生活と葛藤(かっとう)が描かれているが、あまりにリアルな内容に多くの芸人たちが涙を流したという。昨年には、「オードリー」の若林正恭と俳優・田中圭主演で舞台化。そんな話題作を、自らもお笑い第三世代として芸人たちの世界を深く知る内村が、温かな視線を注ぎながらもリアルに描く。
伊藤と小出が演じるのは、鳴かず飛ばずで結成12年目を迎えたお笑いコンビ「房総スイマーズ」。笑いにかける思いは本気だが、もう後がない。崖っぷちのふたりは、互いの本音をぶつけ合うために交換日記を始める。「こいつと一緒に人を笑わせたい」。その思いだけを胸に、夢を追い続けてきたふたりの姿に迫る。
5月6日にクランクインした内村監督は、「自分に最も近いお笑いの世界の話なので、その物語を映像化するにあたっては脚本作りにも時間をかけ、劇中のネタについては主演俳優のふたりとも準備を繰り返してきました」と準備に余念がなかったことを述懐。そして「新たな挑戦になりますが、新鮮だし緊張もあり、大変だけど楽しいです。絶対に良い作品にしたいと思いますので、ご期待ください」と意気込んでいる。
主演ふたりの意欲も並々ならぬものがあり「夢をあきらめるとか、そこにある葛藤、選んだ道の先にある悲しみや喜び、そういうところをしっかり伝えていければ良いと思います」(伊藤)、「監督が本物のお笑い芸人さんで、伝説的な方なので、お笑い芸人の役をこちらが背負って監督のイメージに近づけていくことの難しさを感じながらも、楽しんで演じています」(小出)と話す。原作者の鈴木は、「多くの芸人さんの夢がかない、そして夢が散るところをたくさん見てきた内村さんだからこそ、他の監督では絶対に出来ない作品になるはずです!」とコメントを寄せた。
「ボクたちの交換日記」は、2013年公開予定。
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