ジョニー・デップ、LAに登場で1500人のファン大興奮!
2012年5月9日 12:30
[映画.com ニュース] ジョニー・デップがキャリア初のバンパイア役に挑んだ、最新ファンタジー「ダーク・シャドウ」(監督:ティム・バートン)のロサンゼルスプレミアが5月8日(現地時間5月7日)、グローマンズ・チャイニーズ・シアターで開催され、約1500人の観衆が見つめるなか、デップほか主要キャスト陣がレッド・カーペットならぬ“ブラック・カーペット”に登場し歓声を浴びた。
デップを心待ちにする約1500人のファンに加え、スチールカメラ約100台、ムービーカメラ約60台の報道陣が集まった。作品のイメージに合わせて赤ではなく黒に変更されたカーペットに、きらびやかドレスを身にまとった、エバ・グリーンやミシェル・ファイファー、クロエ・モレッツ、ベラ・ヒースコートら女優陣が登場。華やいだ雰囲気で会場を魅了すると、黒で統一したスーツ姿のデップが登場。「ジョニー!」と次々に声援が飛び、マスコミ向けの取材と撮影に応じたあとは、終始ファンサービスに努めた。新作の撮影中のため、「ダーク・シャドウ」のプロモーションにほとんど稼働できない状況だが、ファンを大切にするデップらしい一面を見せた。
デップは、「とにかくすごいよ、気分いいね!」とプレミアの様子に満足げ。「数年前、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を撮っていたときに、『バンパイア映画をやってみようか』という監督とのちょっとした会話がきっかけで実現したんだ」と製作にいたった経緯を明かし、「彼(ティム・バートン監督)がまた色々考えているようだけど、彼が仕掛けることなら僕はいつでも乗るよ!」と、8度目となる今回以降のタッグ実現も大いに期待できるコメントを寄せた。
デップとティム・バートン監督は、5月12日に来日予定。バートン監督は「もうすぐ行くよ! (ジャパン・プレミアで)会いましょう」と日本のファン向けにメッセージを送った。
「ダーク・シャドウ」は、デップ演じる200年ぶりによみがえったバンパイアのバーナバスが、一族の末えいを救うためにカルチャー・ギャップをものともせず奮闘する姿をブラック・ユーモアたっぷりに描く。5月19日から全国で公開。