加藤ミリヤ新曲、綾辻行人原作の実写版「Another」主題歌に
2012年5月8日 16:30

[映画.com ニュース] シンガーソングライターの加藤ミリヤが、若手俳優の山崎賢人と橋本愛がダブル主演する学園ホラー映画「Another アナザー」の主題歌に、新曲「楽園」を書き下ろしたことがわかった。
今作は、ベストセラー作家・綾辻行人の人気ホラー小説を、「ドッペルゲンガー」の脚本を手がけた古澤健監督のメガホンで映画化。地方都市の学校へ転校した少年・榊原恒一(山崎)が、眼帯をした謎の美少女・見崎鳴(橋本)と出会ったことをきっかけに、不可解な事件に巻き込まれる。
加藤は、映画主題歌を担当するのは今回で3度目。古澤監督のサスペンスホラー「オトシモノ」(沢尻エリカ主演)に、主題歌「I WILL」を提供した経験を持つ。今作の主題歌は、劇中のセリフである「もう始まってるかも知れない」を歌詞に反映させるなど、「結末に向かっていくときの興奮を、『楽園』でさらに盛り上げられるように書きました」と作品の世界観に沿った楽曲づくりを行った。そして、「私自身も映画を見たあとの興奮状態のまま、自由に楽曲をつくらせていただけたことに感謝しています」と喜びのコメントを寄せている。
一方の古澤監督は、「霧の中をさまよう主人公たちの気持ちに寄り添いながら、どこかへ導いてくれる声が欲しいと思ったとき、自然と加藤ミリヤさんの歌が思い浮かびました」と起用理由を明かした。「恐ろしい秘密を共有してしまった主人公ふたりは、だからこそ世界で“たったふたり”の親密さを見つける」と説明。2度目のタッグとなった加藤の主題歌は「映画で描ききれなかったそのエピローグを、加藤さんの歌が補ってくれました」と信頼を寄せた。
物語のカギとなる少女を演じた橋本も、「ミステリアスな感じとか何か起こりそうな危険な感じとか、『Another アナザー』のストーリー性にぴったりだなと思いました。見終わってもこの曲が流れることでどこか胸騒ぎを残してくれる」と絶賛。さらに、「聞いていてなんだか気が狂いそうになる感じが心地よかったり。ミリヤさんの声も格好よくて、赤い口紅塗って外に出たくなるような……そんな感じです。焦燥感がかりたてられる。胸がざわつく。叫びたくなる。テンションが上がる曲」と楽曲の魅力を語った。
「Another アナザー」は、8月4日から全国で公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー