小栗&岡田爆笑 「宇宙兄弟」初日にトータルテンボス飛び入り参加
2012年5月5日 13:59
[映画.com ニュース] 小栗旬と岡田将生が主演する映画「宇宙兄弟」が5月5日、全国322スクリーンで公開。主演のふたりと子役の中野澪くん、中島凱斗くん、森義隆監督、原作者の小山宙哉氏は東京・TOHOシネマズ日劇2で舞台挨拶に立った。客席にはお笑いコンビ「トータルテンボス」の藤田憲右と大村朋宏の姿があり、飛び入りで登壇するひと幕もみられた。
トータルテンボスのふたりは、「味の素」と今作がタイアップしたテレビCM「たまごかけご飯 LOVES 宇宙兄弟」に出演。小栗との共演シーンはなかったが、4月26日にオンエアされたフジテレビ系「VS嵐」にゲスト出演したことで小栗、岡田と対面を果たした。収録が行われた同10日、小栗から初日挨拶への来場を誘われたことを受け、スケジュールを調整し観賞したという。
小栗は、試写会で両親が映画を見たことを告白。「珍しく父から面白かったと言ってもらえた。いつもは大体がダメだと言われるのに、今回はすごく良かったと」と明かし、満面の笑みを浮かべた。そして、「場内にお子さんの姿があってうれしい限り。僕にはヒゲの生えた娘さんがいる友だちがいるので、ぜひ見てもらいたいですね」と話すと、前方2列目の客席に座っていた藤田が「ヒゲ生えてなくね?」と絶叫しながら登壇し、場内は大喜びだ。ふたりは報道陣向けの写真撮影の際も客席から参加し、小栗と岡田を爆笑させていた。
学生時代に同館でモギリのアルバイトをしていたという森監督は、「登壇する側として帰ってこられて本当にうれしい」とニッコリ。小山氏も、「すごくいい映画に仕上げてくださり、皆さんハマリ役だった。監督は僕の頭の中を知っているのかというくらい、イメージがぴったりだった」と絶賛した。
原作は小山氏が2008年から週刊漫画誌「モーニング」(講談社刊)で連載し、売上げ累計800万部を誇る同名コミック。2025年、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙飛行士として第1次月面長期滞在クルーのメンバーとなった弟・ヒビト(岡田)と、自動車の設計会社を解雇になったことがきっかけで宇宙飛行士を目指すことになった兄・ムッタ(小栗)が、幼いころの夢を実現させるべく奮闘する姿を描く。