日米のみ上映許可 「ムカデ人間2」R18+で今夏公開決定
2012年4月23日 23:20

[映画.com ニュース] 日本公開が危ぶまれていたオランダ発カルトホラーの続編「ムカデ人間2」が、今夏に東京・新宿武蔵野館で公開されることが決定した。イギリス、オーストラリアなどでは上映が禁止されており、現在公開が決定しているのはアメリカ、日本のみとなる。
今作は、映画倫理委員会のレーティング審査の結果、1度は「オリジナルプリントでは国内上映禁止」という判断が下された。修正版の再審査の結果、「R18+(18歳未満鑑賞禁止)」のレーティングで上映が承認され、ファンの熱意に押された同館が「前作を上回る過激な内容ですし、公開に当たってさまざまなリスクが伴うかもしれませんが、続編を待ち望む人々の声に応えたいと思った」と上映に踏み切った。
日本公開決定を受け、トム・シックス監督は「素晴らしいニュースだ!! ついに日本のファンたちが、ネクストレベルの『ムカデ人間』ショーを体験できるときが来た!」と感激しきり。「ほかのあらゆる映画館が上映を断ったにもかかわらず、新宿武蔵野館だけは『ムカデ人間2』を上映する度胸を持っていてくれて、とってもとってもハッピーです!」と歓喜のコメントを寄せた。
シックス監督が脚本も兼ねた前作は、ディーター・ラーザー扮する狂気に満ちた医師が、複数の人間の口と肛門とをつなぎ合わせ“ムカデ人間”をつくろうとする姿を描く。北村昭博が欲望の犠牲者となる“ムカデ人間1号”を演じ、話題を集めた。今作は、第1作のDVDに取りつかれた主人公が、12人の人間をつなぎあわせようとする。
「ムカデ人間2」は、今夏に東京・新宿武蔵野館で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)