劇場版「ワンピース」最新作は12月15日公開、脚本は鈴木おさむ
2012年4月20日 05:00

[映画.com ニュース] 尾田栄一郎原作の人気アニメ「ワンピース」の劇場版最新作「ONE PIECE FILM Z」の公開が12月15日に決定した。長年「プリキュア」に携わっている長峯達也監督による第11作は、映画シリーズ初の新世界編の冒険を描き、新キャラクター“Z(ゼット)”が登場する予定だ。原作者の尾田が総合プロデューサーを務めるほか、放送作家の鈴木おさむが脚本を担当することが明らかになった。また、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅらへの楽曲提供で知られる中田ヤスタカがオープニングテーマを手掛ける。
尾田が映画ストーリーを書き下ろし、コスチューム、クリーチャーデザインと製作総指揮を務めた2009年公開の前作「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」の累計興行収入は48億円で、劇場版シリーズ歴代最高記録を打ち立て、2010年邦画興行収入上半期第1位を記録した。
製作陣が内容・規模共に前作を上回ることを目標に掲げた今作では、脚本家としても数々のヒット作を手掛ける鈴木に白羽の矢が立った。種田義彦プロデューサーは、鈴木の起用理由を「何よりワンピースの大ファンであること、そして、現在バラエティーの放送作家として、日本一皆さんを楽しませている一人だからです」と明かし、「彼はこの作品の脚本制作に当り、ファン代表として、尾田総合プロデューサーと何度も打ち合わせを重ね、ドキドキわくわくする作品を書いてくれました」と報告する。
「ワンピース」ファンを自認する鈴木は 「ワンピースの大ファンである僕が、魚人島編直後のお話を作らせていただきました。新世界編に突入した映画はワクワクする物語になっています!」と自信のコメントを寄せた。
1997年「週刊少年ジャンプ」での連載開始から今年で15周年を迎える「ワンピース」は、コミックス累計発行部数は2億6000万部以上、最新刊65巻(2012年4月13日現在)では、初版発行部数400万部という日本記録を樹立。日本国内における単行本売り上げは、日本史上最速で1億冊突破を達成した。3月から開催されている初の原画展覧会「ONE PIECE展」は、開幕から18日間で来場者数が10万人を超え話題となった。
総合プロデューサーの尾田は、製作段階だけでなく宣伝などにも幅広くかかわる予定で、尾田栄一郎×鈴木おさむという日本を代表するクリエーターのコラボレーションから生み出される新機軸に期待が高まる。
「ONE PIECE FILM Z」12月15日全国公開。
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