「ももへの手紙」全米公開決定、西田敏行「監督に敬意表したい」
2012年4月10日 20:12

[映画.com ニュース] 沖浦啓之監督が12年ぶりにメガホンをとった長編アニメ「ももへの手紙」の完成披露試写会が4月10日、都内で行われ、沖浦監督をはじめ、主人公・ももの声を務める美山加恋、共演の優香と西田敏行が出席した。
第15回ニューヨーク国際児童映画祭で、日本映画として初めてグランプリを受賞。この日の舞台挨拶では、本作の全米公開決定が発表され、沖浦監督も「うれしいです」と喜びのコメント。西田は「監督に敬意を表したい」と本作に7年の歳月を捧げた沖浦監督をたたえていた。関係者によると、現時点では公開時期及び規模は未定だが、今夏の韓国公開を皮切りに、台湾、香港での公開も決まっているだけに“もも旋風”が世界に広がるのは確実といえそうだ。
映画は大自然に囲まれた瀬戸内の小さな島を舞台に、少女ももが体験する不思議な日常を通して、家族の愛やきずなを見つめ直すハートウォーミングストーリー。優香がももの母親・いく子を演じて、初の母親役に挑戦。ももの成長を見守る妖怪“見守り組”のリーダー格・イワを西田が演じる。
美山は「本当に心あたたまる、愛情が詰まった作品。参加することができて光栄」とニッコリ。優香は「(母親を演じて)母の偉大さを再確認した。近すぎて、なかなか感謝を伝えられない存在なので、たまには手紙を書きたい」と作品への思いを語った。また、妖怪役の西田は、自身との共通点を問われて「いきなり聞かれても、無理だよ……」と絶句。それでも「アフレコ中、イワと自分がオーバーラップして違和感なかった」と笑いを誘った。
舞台挨拶では、映画の主題歌「ウルワシマホロバ~美しき場所~」を書き下ろした原由子からビデオメッセージが到着。杉並児童合唱団が、同曲を美しいハーモニーで歌い上げた。
「ももへの手紙」は4月21日から全国で公開。
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