FOXがひかりTVと共同で日本人監督によるアメリカ映画を製作!
2012年4月9日 15:25

[映画.com ニュース] 映画会社20世紀フォックスグループのFOXインターナショナル・チャンネルズと映像配信サービス「ひかりTV」を運営するNTTぷららおよびアイキャストが共同で、中島央監督によるアメリカ映画「シークレット・チルドレン」を製作することが決定。4月9日に都内で会見が行われ、カンヌ国際映画祭への出品を目指すことなどが発表された。
ひかりTVは2011年3月時点で会員数が200万人を突破し、ビデオオンデマンド(VOD)の月間視聴数は2400万回を誇るなど好調を維持。新たにディズニーグループとの共同で新チャンネル「Dlife(ディーライフ)」の配信がスタートし、4月下旬からは「ディズニー・チャンネル」で放送される80タイトル以上がVODで提供されるほか、続々と新事業を展開する。その一つとして、FOXインターナショナルチャンネルズとの提携による新チャンネル「FOX bs238」のスタートを記念し劇場公開映画を製作することとなった。
「シークレット・チルドレン」のメガホンをとる中島監督はカリフォルニアで映画製作を学び、07年に初監督作品でありハリウッドで製作された短編映画「リリィ」を発表。新進気鋭の若手脚本家の苦悩を描いたこの処女短編を基に10年には初の長編劇場映画「Lily」を監督し、アメリカ国内外の映画祭やアワードで話題を呼んだ。
「シークレット・チルドレン」の舞台は近未来のアメリカ。「クローン人間禁止法案」が成立し公然とクローン人間廃絶運動が行われており、“シークレット・チルドレン”と呼ばれ人間の中に溶け込んだクローン人間の運命を描く。
会見に出席した中島監督は「このプロジェクトに関われて興奮しています」と挨拶。今回の新作について「いま、映画を作ることを考えたら、世界を見ても日本を見ても、命の重さや人生をどう生きるか? というのが避けては通れないテーマとなる。それを反映させた面白い映画ができないかとずっと考えていました。興奮しつつ心に響く作品にしたい。ぜひ期待してください!」と熱く意気込んだ。
現時点でキャストなどの詳細は未定だが、アメリカで製作される英語作品で、2013年夏の公開を予定。日本ではひかりTVのプラットフォームを利用しての放送や配信によるプレミア上映なども展開していく予定だという。
会見にはビーエスFOX・小泉喜嗣代表取締役、NTTぷらら・板東浩二代表取締役らも出席した。
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