中山美穂&向井理、全編仏ロケ「新しい靴を買わなくちゃ」で初共演
2012年3月28日 11:22

[映画.com ニュース] 女優の中山美穂が、北川悦吏子がメガホンをとり岩井俊二がプロデュースする映画「新しい靴を買わなくちゃ」に主演し、俳優の向井理と初共演することがわかった。2002年から仏パリに生活の拠点を移している中山は、今作で初めてフランスでの映画出演を果たす。
全編仏ロケが敢行される今作は、北川監督が09年に原作を担当し漫画化された話題作で、パリで出会った男女の偶然で始まるたった3日間の恋を描く。当初から映画化を視野に入れていたが、北川監督が映画用に原作を新たに書き換えたという。
主人公の勅使河原アオイに扮する中山は、“ホームグラウンド”での撮影を「変な感じです。スタッフは日本人だし、現場に入ってみれば昔なじんでいた現場の空気ですうっと入っていけるので、パリというか『現場』だなという感じです」と受け止めている。相手役・八神千(セン)役の向井についても、「前情報がなく先入観もなかったので、自然にセンとして入っていけました」と、どこまでも自然体だ。
一方の向井は、中山が演じるアオイを「かわいいです、純粋に。はかないですし、気になる人です」とほれ込んでいる様子。年上の女性と恋に落ちるという設定だが「年齢というよりも、その人の内面に興味があります。何を考えて生きてきたのかが大事だと思いますから」と話している。
岩井は、中山に対して「変わったという印象はない。あどけない大人になったと思っただけ」と全幅の信頼を寄せている。長年にわたり構想を温め続けてきた北川監督は、「毎日が戦争。時間がある脚本と違って、撮影は時間内でやらなきゃならないので」と話し、充実ぶりをうかがわせた。
「新しい靴を買わなくちゃ」は、10月から全国で公開。
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