長澤まさみ「未來くんが好き」告白に、監督が嫉妬心むき出し
2012年3月25日 14:00
[映画.com ニュース] 女優の長澤まさみが3月24日、主演映画「モテキ」のブルーレイ&DVD発売を記念し、東京のタワーレコード渋谷店で大根仁監督とともにトークイベントを行った。長澤は「『モテキ』で毎日が変わった。携われて幸せです」と新たな代表作の誕生に感激しきりだった。
2010年にTVドラマ化もされた人気コミックの映画化で、原作者・久保ミツロウが書き下ろしたオリジナルストーリー。ドラマ版から1年後を舞台に、三十路前のモテない男・藤本幸世(森山未來)が突然モテはじめたことで起こる騒動をポップに描く。長澤ほか、幸世を取り巻く新たなヒロインたちに麻生久美子、仲里依紗、真木よう子ら人気若手女優が顔をそろえた。
主人公を翻弄する魔性のヒロインを演じた長澤は、「これまでは優等生の役が多かったので、自分自身はそんなにしっかりしていないなと自信をもてない思いが募ってた」と胸中を吐露。大根監督は「まさみちゃんが3、4年前から誰かに助けを求めている感じがしていて、『それはオレの役割に違いない!』ってずっと思っていた」と胸を張ったが、長澤に「頼んでない!」と突っ込まれ、会場は爆笑の渦に。すると、「もう一皮むけたい年頃だろうし、これまでのイメージの殻が窮屈なんじゃないかなって。僕はその殻にひびを入れたくらい」と真面目に語った。
長澤は、8年ぶりとなる“セカチュー”コンビに「当時は目の前のことに必死でほとんどしゃべらなかったけど、久々に再会してお互いに対人スキルが上がってた。未來くんは良い意味で変わっていなくて、いつも当たり前のように受け止めて引っ張ってくれた」と絆(きずな)を再確認。また、「本当に未來くんのことが好きだから役柄も魅力的に見えたと思うし、お芝居といえど相手にちゃんと愛があると人の心に残っていくのかなと思った」としみじみ。嫉妬心をむき出しにした大根監督は、「2人がイチャイチャしていたから、どんな完璧な芝居をしてもNG出してやるって思ってた。オレの方が好きなのに!」と地団駄を踏んでいた。
「モテキ」ブルーレイ&DVDは発売中。
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