しんちゃん×仮面ライダーが夢コラボ　東宝＆東映が異例の宣伝タッグ

［映画.com ニュース］　映画化20周年を記念した「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ！オラと宇宙のプリンセス」（4月14日公開）の完成披露試写会が3月25日、都内で行われ、「仮面ライダー×スーパー戦隊　スーパーヒーロー大戦」（4月21日公開）に出演する仮面ライダーフォーゼがサプライズ登場。東宝配給作品の試写会に、東映のドル箱スターが姿を見せるという“夢コラボ”に、会場は大盛り上がりだった。

関係者によると、2作品が同じ宇宙をテーマにしており、また「仮面ライダー」がシリーズ生誕40周年というアニバーサリーを迎えたため、映画会社の枠を超えた異例の宣伝タッグが実現したという。「完成披露にキター！　映画が完成したって聞いて、お祝いに来たぜ。『しんちゃん』見た後は、おれたちの熱い戦いを見てくれよな」（仮面ライダーフォーゼ）、「ちゃっかり宣伝してるよお。でも、オラもうれしいゾ！」（しんちゃん）と早くも息ピッタリで、ゴールデンウィークを彩る“ヒーロー”映画をアピールしていた。

また、両番組でのスペシャルコラボ映像の放送も決定。ヒマワリ星の姫としてさらわれた妹・ひまわりをしんちゃん＆フォーゼが力を合わせて助けに行くという内容で、全4回放送する。しんちゃんアストロスイッチを押したフォーゼが実写からアニメに変身。ロケットに変身したしんちゃんがフォーゼのお尻に張りつき、宇宙に飛び立つ。

映画は、しんちゃんがささいなケンカが原因で「オラ、妹なんていらないゾ！」と口走ってしまったことから、野原一家が地球の存亡と家族の絆をかけた大騒動に巻き込まれる姿を描く。舞台挨拶にはレギュラー声優の矢島晶子（野原しんのすけ役）、ならはしみき（野原みさえ役）、藤原啓治（野原ひろし役）、こおろぎさとみ（野原ひまわり役）が出席した。

「映画クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ！オラと宇宙のプリンセス」は、4月14日から全国で公開。