「ラスト・サムライ」の法廷闘争が開始
2012年3月22日 19:30

[映画.com ニュース] トム・クルーズ製作・主演の時代劇「ラスト・サムライ」の盗作騒動が、ついに法廷の場で争われることになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
アーロン・ベネイとマシュー・ベネイの脚本家兄弟は、1999年にオリジナル脚本である「ラスト・サムライ」を執筆。ふたりの代理人が、後に「ラスト・サムライ」を監督することになるエドワード・ズウィックの製作会社ベッドフォード・フォールズに売り込みをかけるが、同社は獲得に動かなかった。
その後、製作会社ニューリージェンシーが同脚本を獲得。しかし、その一方で、ズウィック監督は「ラスト・サムライ」の企画開発を独自にスタートさせ、マーシャル・ハースコビッツ、ジョン・ローガンとともに脚本を執筆。2003年に映画を完成させたという経緯がある。
ベネイ兄弟は、自分たちのアイデアが盗作されたと10年近く前から訴えており、ようやくこの問題が法廷で裁かれることになった。争点となるのは、ベネイ兄弟とベッドフォード・フォールズとの間にアイデア料を払うという暗黙の了解が存在したか、もし存在したと陪審員が判断した場合、その代金はいくらが適正か、法廷で話し合われることになる。
原告側はアイデア料として700~1000万ドルを求めている一方、弁護側はベネイ兄弟がニューリージェンシーから受け取った脚本料15万ドルが妥当としている。
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