リリー・フランキー、セックス依存症の主人公に「オレと大差ない」
2012年3月18日 21:00

[映画.com ニュース] タレントのリリー・フランキーが3月18日、都内で行われた映画「SHAME シェイム」の公開記念トークショーに出席し、リリーが結成した今作の応援隊“シェイム's”のメンバーであるタレントのMEGUMI、グラビアアイドルの杉原杏璃、松本さゆきとともに、放送禁止用語連発のトークで会場をわかせた。
仕事もスマートにこなし、ソツのない独身男ブランドンは、仕事以外の全ての時間をセックスに捧げていた。だが、妹が部屋に転がりこんできたことから均衡を失い始めるという衝撃作だ。
リリーは、セックス依存症のブランドンについて「この人の性欲がそこまでケタ外れだとは思わない。同じ“絶倫”として彼の気持ちは分かります」と共感を示す。仕事以外全ての時間をセックスに費やすという性癖を、「ほとんどの人はそんなもんですよ。世の男性は仕事が終わったら何かしら類似の行動をとっているはず。原稿はいまだに手書きですが、(アダルト動画を)ダウンロードするためだけにパソコンを2台並べていますから!」と強調。さらに、「自分もこの人の生活と大差ない。この映画も杉作J太郎か蛭子(能収)さんで撮ったら、それだけで全然雰囲気が違っていたのに」と語り、笑いを誘っていた。
MEGUMIは「最近ではこういう男性は少なくて、20代、30代では女性の方がノリノリだったりする。出会ってみたい気がします」と主人公を肯定する。「私も理性や感情を解き放って、何でもさらけ出してくれる人が好きです」(杉原)、「受け入れちゃいますね。ちゃんとした部分を持ちつつのプラスアルファの部分は、ないよりもあった方が魅力的」(松本)と、女性陣も映画で描かれるような状況を、肯定的に受け止めたようだ。
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