信長男泣き……震災1年、世紀を超え戦国武将が熱唱
2012年3月9日 20:00

[映画.com ニュース] 戦国武将パフォーマンスユニット「おもてなし武将隊JAPAN」が3月8日、デビューシングル「空/羽よ、魂となれ。」(両A面)の発売記念イベントを東京・池袋サンシャインシティで行った。「名古屋おもてなし武将隊」をはじめとした各地のイケメン侍たちが、東日本大震災の被災地復興のため世紀を超えて集い熱唱。ファン約600人の大歓声に、織田信長は「450年前は忌嫌われる存在だったのに……現世はうれしいなあ。まことにありがとさんじゃ」と男泣きした。
日本史に深く刻まれた未曾有の大災害から1年。信長の大号令のもと、全国の戦国武将たちの心がひとつに。復興を目指す東北に向けた熱い思いを2つの曲に込めた。豊臣秀吉は「今だけじゃなく、これからもずっとCDを聴くたびに被災地のことを思い出してほしい」、前田慶次は「我々も10年、20年、30年と歌い続けたい」と力を込めた。
楽曲のコーラスには宮城・女川町の女川第一中学校の生徒たちが参加。収益はすべて被災地に寄付される。会場に用意された400枚は完売し、坂本龍馬の目にも涙がにじんだ。久々に江戸に降り立った徳川家康は「感激しすぎて腰がぬけそうじゃ」とおどけた。
近年の戦国武将ブームを背景に、歴史上の英雄たちをモデルにしたイケメンユニットが各地に続々と誕生。“歴女”らから絶大な人気を誇り、観光PRに大きく貢献している。「おもてなし武将隊JAPAN」は、全国に約150人いる武将から選抜された10人とシークレット武将2人の計12人で結成されたもの。
名古屋城で活動し武将ユニット人気の火付け役となった「名古屋おもてなし武将隊」から信長、秀吉、家康、慶次の4人が参加したのをはじめ、「関ヶ原東西武将隊」から石田光成、井伊直政、島左近、「岐阜城盛り上げ隊」から斉藤道三、「土佐おもてなし勤王党」から龍馬、「熊本おもてなし武将隊」から加藤清正が名を連ねた。シークレットの2人はCD封入特典で明らかになる。(映画.com×文化通信.com)
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