リリー・フランキー、問題作「SHAME」宣伝クリエイティブ・ディレクターに
2012年3月1日 08:00

[映画.com ニュース] イラストレーターのリリー・フランキーが、セックス依存症の男の苦悩を描いた、マイケル・ファスベンダー主演の問題作「SHAME シェイム」(スティーブ・マックイーン監督) の宣伝クリエイティブ・ディレクターに就任することがわかった。
「人間が誰しも『シェイム(恥)』な部分を持っている」という考えを切り口に、リリー・フランキーは、タレントのMEGUMI、杉原杏璃、女装家のダイアナ・エクストラバガンザ、画家の金子國義ら各界の著名人と宣伝チーム“シェイム’s”を結成。メンバーが鑑賞後のインタビューをyoutubeにアップしたり、スペシャルHPの開設やトークイベントを行う予定だ。
過激な性描写から、アメリカで最も厳しい上映規制NC-17がつけられた本作だが、リリー・フランキーと“シェイム’s”は、「シェイムなことは決して恥ずかしいことではなく、人間として生まれた、人間としての性(さが)であることを肯定的に発信していき、世間の共感を獲得していく」というモットーのもと活動していくという。
本作の舞台はニューヨーク。セックス依存症から抜け出せないエリートサラリーマンのもとに、恋愛依存症でリストカット癖のある妹が転がり込んでくる。互いに相容れない2人はともに生活することでますます孤独を深めていく……。ファスベンダーは本作で第68回ベネチア国際映画祭主演男優賞を受賞した。
「SHAME シェイム」は、3月10日公開。
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