松本人志監督作がフランスで特集上映 “映画の殿堂”が認めた!
2012年2月25日 06:00

[映画.com ニュース] 松本人志が監督を務めた映画「大日本人」「しんぼる」「さや侍」が、“映画の殿堂”とうたわれるフランスの文化施設「シネマテーク・フランセーズ」で、3月23日に特集上映されることが決まった。同施設のプログラムディレクター、ジャン=フランソワ・ロージャー氏は「松本人志が作る映画は、ラジカルで、斬新で、笑いを誘う。松本人志は日本の映画監督の中で、最もエキセントリックだ」と絶賛している。
「シネマテーク・フランセーズ」は、世界各国からコレクションした4万本以上の映画を保管する、仏政府出資の私立文化施設。同施設で特集上映が行われるのは、世界に認められた監督作品だけだ。過去にはフランソワ・トリュフォー、アルフレッド・ヒッチコック、スティーブン・スピルバーグをはじめ、日本では黒澤明、今村昌平ら巨匠に限定される。松本監督のように、3作品で特集上映が行われることは異例といえる。
また、「さや侍」が3月7日に開幕する、欧州最大のアジア映画の祭典・第14回ドーヴィルアジア国際映画祭のメインコンペティション部門に正式出品されることも決定した。松本監督にとっては、「しんぼる」から2作連続での出品となり、上映される3月8日に渡仏し舞台挨拶を行うという。
同映画祭のジェローム・ラセール氏は、「『大日本人』、そして2010年のメインコンペティション招待作品だった『しんぼる』で、松本人志監督の仕事を高く評価するとともに、私たちドーヴィルアジア映画祭は、とてつもないオリジナリティ、そしてスペシャルな世界観をもつ監督が誕生したことをうれしく思っています」とコメントを寄せている。なお、「さや侍」は5月9日から同国15館での一般公開も決定。欧米での松本監督の評価は、日に日に高まっている。
フォトギャラリー
関連ニュース





「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」あらすじ・概要・評論まとめ ~無駄を優雅に、エレガントに、ゴージャスに作り込む美学の粋~【おすすめの注目映画】
2025年9月18日 08:30

映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画