第4回沖縄国際映画祭はAKIRA、又吉、徳井主演作などずらり
2012年2月21日 13:21

[映画.com ニュース] 第4回沖縄国際映画祭のプログラム発表会見が2月21日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われた。同映画祭の大崎洋実行委員長は、「昨年は大震災直後で多くの困難があったが、沖縄からエールを発信することができた。今年は地域とアジアを縦糸と横糸とし、交流する場としたい」と展望を語った。
同映画祭の核となる長編プログラムは、例年通りLaugh部門とPeace部門の2部門に分けて上映する。日本および各国から約300作品がエントリーされ、両部門で各13本ずつ選出。全国から選ばれた一般審査員と、当日劇場で鑑賞した観客の投票によって観客大賞に当たる「Laugh部門海人賞グランプリ」「Peace部門海人賞グランプリ」を争う。
Laugh部門に出品される「タバコイ タバコで始まる恋物語」に主演の「ピース」の又吉直樹、Peace部門に選出された「ワーキング・ホリデー」に主演する「EXILE」のAKIRA、「莫逆家族 バクギャクファミーリア」に主演の「チュートリアル」の徳井義実らが登壇し、意気込みを披露。徳井は、「芸人の仕事で大変なことは多いですが、メインのシーンは2月の寒い時期に丸々3日間、びしょ濡れ。今までで一番しんどかった」と振り返った。
また今年は、特別上映作品に豊富なラインナップがそろった。トロピカルビーチに世界最大の移動式スクリーン「CineScreen400」を設置し、“あなたの人生のベストムービー”を屋外上映するほか、昨年急逝した坂上二郎さん、原田芳雄さん、森田芳光監督の特集上映も行われる。
昨年から始まった「地域発信型プロジェクト」は、日本の5地域(北海道・沼田、茨城・築西、栃木・益子、愛知・蒲郡、東京)とともに、フィリピン、マレーシア、タイ、台湾との海外共同製作映画も登場する。ほか、初の女性向けコンテンツとして「“ちゅらイイ”GIRLS UP! ステージ」がスタートし、土屋アンナ、鈴木奈々、小森純らを招いたファッションショーなどが開催されるという。
この日は、「ジャルジャル」の後藤淳平と福徳秀介、滝裕可里、森カンナ、木村祐一、「平成ノブシコブシ」の吉村崇と徳井健太、「かりゆし58」の前川真悟、「スリムクラブ」の真栄田賢と内間政成らが出席した。
第4回沖縄国際映画祭は、3月24~31日に開催。
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