アントニオ・バンデラス、世界的画家パブロ・ピカソの伝記映画に主演
2012年2月20日 18:35
[映画.com ニュース] 俳優アントニオ・バンデラスが、新作伝記映画「33 Days(原題)」で、スペイン出身の世界的画家パブロ・ピカソ(1881-1973)を演じることが分かった。
米バラエティ誌によれば、「33 Days(原題)」はピカソがスペイン内戦時に激しい空爆を受けた町ゲルニカの惨禍をテーマにした代表作「ゲルニカ」を描く、33日間に焦点を当てる。
バンデラスは、これまでにもたびたびピカソ役をオファーされてきたが、固辞し続けていたという。また、スペイン・マラガのピカソの生家から4ブロックしか離れていないところで自身が生まれたこともあり、これまでずっと尊敬してきたことを明かしている。
カルロス・サウラ、エリアス・ケレヘタ、ルイス=チャールズ・サージャックが脚本を執筆。サウラは監督も務め、パリとゲルニカで撮影が行われる予定だ。映画ではピカソの創作過程だけでなく、不倫関係にあったフランス人画家・写真家のドラ・マールとのロマンスも描かれる。
バンデラスは、ペドロ・アルモドバル監督と22年ぶりにタッグを組んだ新作「私が、生きる肌」が、5月26日に日本公開される。