志田未来「正直やめて」“後輩”川口春奈に猛クレーム
2012年2月18日 17:14
[映画.com ニュース] 主観ショットを多用したホラー映画「POV 呪われたフィルム」が2月18日、全国37スクリーンで封切られ、ダブル主演を果たした志田未来と川口春奈、メガホンをとった鶴田法男監督が東京・TOHOシネマズ渋谷で初日舞台挨拶に立った。
視聴者投稿の心霊動画を紹介する番組を収録していた女優の志田未来と所属事務所の後輩・川口春奈(それぞれ本人)が、収録中に発生した異変をきっかけに、番組ディレクターらとともに春奈が通う中学校で起こった怪奇現象を取材する。
志田はホラーが大の苦手だといい「いつ何が起こるかわかりませんから、お帰りの際は十分、お気をつけください」と客席に“警告”。撮影中はホラー好きの川口から、たびたび怪談話を聞かされたといい「正直やめてほしかった」と真顔で後輩にクレームを入れた。そんな志田を尻目に、川口は「本人役というのも含めて、新鮮な体験。(女優として)殻を破ることができた」とあっけらかんとしていた。
「リング0 バースデー」「おろち」などで知られる鶴田監督は、「以前、世界を席巻したJホラーが、今は停滞気味。それでも世界からは『面白いJホラーはないのか』と問い合わせが多く寄せられる。昨年は日本にとって辛い年だったが、とびきり怖いJホラーを作って、日本が元気だとアピールしたかった」と熱弁。自身「120%の作品が完成した」と胸を張り、「ここからJホラーのセカンドステージが始まり、(Jホラーが)復権できる」と堂々の宣言だった。