「レベッカ」に続き、ヒッチコック「断崖」もリメイクへ
2012年2月16日 11:45

[映画.com ニュース] アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作「断崖」(1941)が、米パラマウント・ピクチャーズによってリメイクされることがわかった。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、米AMCの話題のテレビシリーズ「THE KILLING 闇に眠る美少女」や、犯罪ドラマ「コールドケース」のクリエイター・脚本家であるビーナ・サッドが、脚本に起用されたという。原作は、フランシス・アイルズの「Before the Fact(邦題:レディに捧げる殺人物語)」。
同作は、ハンサムで魅力的な男ジョニーと結婚した富豪の娘リナが、やがて夫の不審な行動に恐れを抱くようになるという設定のロマンチックサイコスリラー。ヒッチコック版では、ジョニーをケイリー・グラント、リナをジョーン・フォンテインが演じ、フォンテインはアカデミー主演女優賞を受賞した。
なお数日前には、米ドリームワークスが同じくヒッチコック監督作「レベッカ」をリメイクすることが報じられたばかりだ。両作ともに、現時点で監督・キャストは未定。
関連ニュース






【第78回カンヌ国際映画祭】オフィシャル・セレクション発表、早川千絵監督作など日本映画3本 応募作は過去最高の2909本、現代社会の暴力、愛、寛容など描く作品目立つ
2025年4月10日 23:00
取材 海外映画祭