AKB48篠田麻里子、声優務めた「TIME タイム」を「秋元先生に見てほしい」
2012年2月15日 14:45

[映画.com ニュース] 人気アイドルグループ「AKB48」の篠田麻里子が、米映画「TIME タイム」の日本語吹き替え版で声優を務め、“ハリウッド進出”を果たした。人間に残された余命時間が、通貨と見なされる近未来を舞台にしたアクション・サスペンス。篠田は、豊富な持ち時間を謳歌する大富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)の声を担当している。
人類の成長が25歳で止まり、その後は左腕に埋め込まれた体内時計が示す余命しか生きられないという斬新な設定。篠田演じるシルビアは、ひょんなことから貧困層の青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会い、時間がもたらす“格差社会”の真相を探る。篠田自身は、3月に26歳の誕生日を控えており「25歳で成長が止まるというのは、うらやましいですね。もし永遠に生きられたら、あくせくせず過ごせそう」。それでも「人間、限りがあるからこそ『頑張らなきゃ』って思えるのも事実」と本作から得た思いを語る。
AKB48のメンバーとして多忙な日々だが、「1日24時間しかないので、絶対無駄にしたくないんです。休日も早起きして、結構活動していますね。寝る時間もあまりいらないタイプなので」。それだけに、本作がもつ「時間に追われるハラハラ感とスリル」(篠田)を存分に楽しんだという。ウィルとシルビアが限られた時間のなかで、ひかれ合うラブストーリーも見どころのひとつに挙げる。「ふたりは住む世界も違うじゃないですか。そんな危険な恋には、正直あこがれますね。現実は平凡がいいですけど(笑)」と本音ものぞかせた。

“人類の進化のあるべき姿”も、本作が問いかける重要なテーマだ。篠田にとって、自分を成長させてくれる存在は、やはりAKB48総合プロデューサー・秋元康氏だという。「秋元先生は私たちよりずっと忙しいし、寝ていないはず。それでもメンバーの細かな点に気を配っていて、人間的に尊敬します。ぜひ秋元先生に見てもらいたいですね。夢がある映画ですし、どんな感想かも気になります」と本作を秋元氏に推薦していた。
「TIME タイム」は、2月17日から全国で公開。初日入場者に限り、篠田麻里子のポストカードを先着で配布する(数量限定、なくなり次第終了)。
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