伊勢谷友介「もうたまらん!」2度目の監督業に達成感
2012年2月10日 19:38
[映画.com ニュース] 伊勢谷友介監督が2度目のメガホンをとった「セイジ 陸の魚」の完成披露試写会が2月10日、都内で行われ、伊勢谷監督をはじめ、ダブル主演の西島秀俊と森山未來が舞台挨拶を行った。「ここにいる大好きな役者さんが、僕のつたない脚本を120、いや150パーセントに高めてくれる瞬間を毎回、目の当たりした。もう、たまらんです!」と監督業への達成感を新たにした。
デビュー作「カクト」(2003)以来、8年ぶりにメガホンをとり、辻内智貴の同名小説を映画化。旧道沿いのドライブインを舞台に、寡黙だが人々を引きつける魅力をもった店主のセイジ(西島)と、夏休みを利用し自転車旅行に出かけた“僕”(森山)の交流を通して、人間同士のきずなと、傷ついた魂の救済を問いかける。完成までに5年を費やし「たくさん思いがやっと結実した。この映画が皆さんの人生で、何か考える糧になれば」とアピールにも熱がこもる。
西島は役作りのため、過酷なダイエットに挑み「自然と近い目線に立つ男なので、余分なものをそぎ落としたかった。(食事は)かなり制限しましたね」。伊勢谷監督は「とにかく『そこに西島さんがいる』以外何もしない感じがすごかった」と西島の役者魂に脱帽。「ただ、撮影中はこれ以上ないってほどケータリングがうまかったんですよ。だから、西島さんは超かわいそうで」と同情していた。
「セイジ 陸の魚」は2月18日から全国で公開。
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