キングカズ、声優に初挑戦「名探偵コナン」で映画初出演
2012年2月3日 11:30
[映画.com ニュース] サッカーJ2横浜FCの元日本代表FW三浦知良が、アニメ映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」で声優に初挑戦することがわかった。カズは、Jリーグの公式戦を開催中のスタジアムで、爆破計画を阻止すべく奮闘するコナンたちと自主練習中に出会う、事件解決のカギを握る重要な役どころを本人役として演じる。
プロ生活27年目を迎えるカズは、1月15日にFリーグの公式戦に初出場するなど飽くなき探究心で前進し続けている。それでも、「僕が出て良いのかなと。わくわくするような、照れるような気持ちですが、今回の内容がJリーグを舞台にしたものなので、参加できてとてもうれしいです」。14歳の長男と10歳の次男がコナンの大ファンだといい、今回の出演を喜んでいるという。
3月上旬にアフレコを行う予定のカズは、「絶大な人気を誇る『名探偵コナン』とのコラボが、子どもたちや新しいファン層がJリーグに興味を持ってくれるきっかけになるとうれしいです」と強い意欲をのぞかせている。同作の劇場版は1997年から始まり、09年からは3年連続で興行収入30億円を越える大ヒットを記録。キングカズとコナンの夢のコラボに大きな期待がかかる。
なお今作は、Jリーグが設立20周年プロジェクトとして映画製作に全面協力する。これまでに、遠藤保仁(ガンバ大阪)、今野泰幸(ガンバ大阪)、中村憲剛(川崎フロンターレ)、楢崎正剛(名古屋グランパス)の声優出演も決定している。さらに、J1所属のクラブチームが全て映画本編に登場することと、Jリーグ特命PR部女子マネージャーの足立梨花も本人役で出演することが発表された。
原作は、1994年から「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載されている青山剛昌の人気コミック。シリーズ初のサッカーを題材にした劇場版第16作では、名探偵・江戸川コナンがスタジアムを舞台に、得意のサッカーテクニックと推理力を駆使して難事件に挑む。
「名探偵コナン 11人目のストライカー」は、4月14日から全国で公開。