グラフィックノベルの金字塔「ウォッチメン」前章が出版へ
2012年2月3日 12:20

[映画.com ニュース] グラフィックノベルの金字塔といわれ、2009年にはザック・スナイダー監督によって実写映画化された「ウォッチメン」の前章が、新たに発売されることになったとハリウッド・レポーター紙が報じた。
アラン・ムーア原作、デイブ・ギボンズ作画による「ウォッチメン」は、1986~87年に発表された。スーパーヒーローたちが、実在するもうひとつの歴史を舞台に重層的なストーリーをノンリニア(非時系列)構成で描く野心作で、SF文学の最高峰であるヒューゴー賞を受賞。さらに05年には、TIME誌が選ぶ長編小説ベスト100にも選ばれた傑作だ。
同作の権利を持つDCエンタテイメントは今夏、「ビフォア・ウォッチメン」と題した全7巻のミニシリーズの発売を発表。現在の人気作家が、「ウォッチメン」の主要キャラクターの若き日々を描くプリクエル(前日譚)となるという。原作者のアラン・ムーアは同企画にノータッチだが、作画のギボンズは公式発表のなかで以下のようなメッセージを送っている。
「『ウォッチメン』のオリジナルシリーズは、アラン・ムーアと私が伝えたかった物語であり、すでに完結しています。しかしながら、われわれの作品に貢献したいと願う画家や作家の希望をかなえようというというDCの動機も理解出来ます。これらの新しい物語が、期待通りの成功を果たすことを願ってやみません」
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