デミ・ムーアがポルノ女優伝記映画から降板 クロエ・セビニー出演へ
2012年1月26日 21:30

[映画.com ニュース] 先日、薬物の過剰摂取で病院に搬送され、ストレスの治療に専念することを発表した女優デミ・ムーアが、出演が決まっていたポルノ女優リンダ・ラブレースを描く伝記映画「ラブレース(Lovelace)」を降板した。新たに女優クロエ・セビニーが出演するという。
「ラブレース」は、ロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマンがメガホンをとり、エリック・ダンビルの評伝「The Complete Linda Lovelace」を映画化する企画。主人公ラブレース役を若手女優アマンダ・セイフライドが演じ、72年の「ディープ・スロート」でポルノ女優として一世を風靡(ふうび)したラブレースが、夫で監督のチャック・トレイナーと離婚後、反ポルノのフェミニズム活動家に転身する姿を描く。
米Deadlineによれば、セビニーはラブレースについての記事を執筆する女性ジャーナリスト役で出演する。ムーアが演じる予定だった、1960年代後半~70年代前半のフェミニズム運動を率いた活動家でジャーナリストのグロリア・スタイネム役を演じる女優については、まだ代役が決定しておらず現在キャスティング中のようだ。
トレイナー役をピーター・サースガード、ラブレースの母役をシャロン・ストーン、「ディープ・スロート」の監督ジェラルド・ダミアーノ役をハンク・アザリア、ポルノ男優ハリー・リームス役をアダム・ブロディ、ポリグラフ専門家ナット・ラウレンディ役をエリック・ロバーツ、プレイボーイ誌創刊者ヒュー・ヘフナー役をジェームズ・フランコが演じる。なお、撮影はすでに先月よりロサンゼルスでスタートしている。
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