水崎綾女、3000人の頂点に 立花胡桃の自伝小説映画化に主演
2012年1月8日 07:00

[映画.com ニュース] 女優の水崎綾女が、タレントの立花胡桃の自伝小説を映画化する「ユダ」(大富いずみ監督)に主演することがわかった。今作のヒロイン役を決定するに際し、製作サイドは大々的なオーディションを敢行。水崎は、応募総数3000通を超える難関を突破し、主演を勝ち取った。
今作は、元カリスマキャバクラ嬢として人気を誇った立花の人生をモチーフに、たくましく生き抜く女性の姿を描いた小説「ユダ 伝説のキャバ嬢『胡桃』」が原作。新宿・歌舞伎町でNo.1キャバ嬢にのぼりつめても、男をコントロールし、玩具のように操り、大金を稼いでいく主人公・絵里香の19歳からの8年間を描く。
オーディションには、濡れ場シーンも辞さぬ覚悟の女優から現役キャバクラ嬢まで、幅広い職種の女性たちが結集。年齢層は10代から50代にまでおよび、書類審査で300人にまで選別された。その後の二次審査では34人にしぼり込まれ、三次審査ではキャバクラ嬢の衣装での実演により、7人が最終審査に進んだ。
水崎は、「原作の小説を読んだときにビビビときて、監督に初めてお会いしたときもビビビときたので、運命を感じました」と話す。さらに、「クランクインまでの役づくりは大変ですが、素敵な作品をつくれるように頑張りたいと思います。いい意味で期待を裏切っていきます」とコメントを寄せた。
原作者の立花は、水崎を選んだことについて「一番スターへの野心があって、演技力があって、要求したことへの反応が早くて、スタイルが悪かったのが彼女」と説明。そして、「合格してから減量のために野菜スープしか口にしていません。その根性に期待大!」と撮入を心待ちにしている様子だ。メガホンをとる大富監督も、「水崎さんの中にうごめく本能を、この作品で大暴れさせてくれるのを楽しみにしています」と語っている。
「ユダ」は、2012年に公開。
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