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人気漫画「王様とボク」映画化 菅田将暉が主演デビュー

2011年12月20日 07:00

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前田哲監督が人気漫画「王様とボク」を映画化
前田哲監督が人気漫画「王様とボク」を映画化

[映画.com ニュース] 人気漫画家やまだないとの人気漫画「王様とボク」が、「高校デビュー」「麒麟の翼」の菅田将暉主演で実写映画化されることがわかった。12月17日、菅田をはじめ松坂桃李、相葉裕樹、二階堂ふみら主要キャストが結集した都内の撮影現場が、マスコミに公開された。

子どものころの事故によって12年間眠り続けていたモリオ(菅田)が、突然長い眠りから目覚める。大人になることに不安を感じていた18歳のミキヒコ(松坂)は、心が6歳児のままの友人モリオと再会し、王様のように自由気ままだった子ども時代を思い出す。

この日は、モリオとミキヒコが歩道橋から黙って線路をじっと見下ろす、意味深なシーンを撮影。映画初主演となる菅田は、「(クランク)インしたばかりなので、正直今言えることはあまりない。モリオは大人たちが難しいことをやっているなか、真っすぐな心をもち続けるキャラクター。特殊な役だから可能性もあるけど、挑戦でもある」と緊張気味。それでも、「子どもが大人になりたい気持ち、大人が子どもに戻りたい気持ち。大人になると無邪気さって減っていくけれど、子ども心を忘れたくないなって気持ちを、自由にやりながらちゃんと伝えていきたい」と意気込んだ。

青春時代特有の迷いを体現する松坂は、「ミキヒコは純粋ゆえに、大人になると何かをなくしてしまうという違和感を覚えている。大人になりたいけど子どもの部分も捨てきれない、18歳ならではの悩める青年」と自らの役どころを分析。そして、「台本を何度も読み返すと、自分が大人になってくときに経験した感情が生まれてきて、こういう揺れ動く感情もっていたかもと思えた」と共感している様子だ。

ミキヒコの恋人キエ役に扮する二階堂は、「台本を読んだ時はモヤモヤした。喪失感や悲しみやもがきがそれぞれの人生にある。キエはすごく素直で純粋だけど、色々な感情を内に秘めていて誰よりも大人かもしれない。私自身、青春真っただ中で、私は今キエに体を貸している感じ」と率直に話した。ミキヒコの友人トモナリ役の相葉も、「子どもならではの感覚でわからない部分もあったけど、自分なりに解釈して演じている」と充実した表情を浮かべた。

念願の企画を実現させた前田監督は、「10年くらい前に原作に出合って、いつか映画化したいとずっと胸に抱えてた。知らない世界を知っていくということは、色んなことを失っていくことでもある。そういう子どもの時期にしか経験できない独特な感情を表現したかった」と製作までの経緯を説明。原作のやまだと共同で脚本を書き上げ、「どれだけお金や才能があっても、時間だけはあらゆる人に平等に与えられている。生きていると必ず悲しいできごとにぶつかるが、それに向き合わずに心を封印していると大人になりきれない。そういう普遍的な寂しさを表現したかった」と語った。

王様とボク」は2012年初秋に公開予定。

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