ジブリ、無料で電子書籍に初挑戦 宮崎吾朗がイラストを描き下ろし
2011年12月15日 10:45

[映画.com ニュース] スタジオジブリが、「ハウルの動く城」「ゲド戦記」のブルーレイ発売を記念し、初の試みとして電子書籍を手がけていることがわかった。「電子ジブリぴあ」(ぴあ発行、http://cinema.pia.co.jp/ghibli)と銘打たれ、12月15日から無料で配布される。
「電子ジブリぴあ」では、スタジオジブリのもの作りの視点や発想の起源に迫るべく、鈴木敏夫プロデューサー、宮崎吾朗監督、ドワンゴ代表取締役会長にしてジブリのプロデューサー見習いである川上量生氏による鼎談(ていだん)を掲載。「なぜ、賛否両論だったのか? 今だから話せる『ハウル』と『ゲド』のこと」をテーマに6ページにわたり展開している。
また、表紙ページの題字を鈴木プロデューサーが手がけているほか、吾朗監督は特別イラストを寄稿する充実ぶり。さらに、「ゲド戦記」や「コクリコ坂から」で主題歌を歌った手嶌葵のインタビューから、ブルーレイの制作秘話までを網羅している。そして、中高生の間で絶大な人気を誇るきゃりーぱみゅぱみゅが、ファンを代表して「私がジブリの世界を大好きな理由」を語っている。
対応端末は、PC(Windows/Mac)、スマートフォン&タブレット(iOS/Android/WindowsPhone)。ダウンロード(ファイル形式PDF)かオンラインでの閲覧が可能だ。
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