入国拒否されたウダイ・フセインの元影武者、再来日にチャレンジ!
2011年12月15日 16:00

[映画.com ニュース] フセイン政権下で影武者の生活を強いられた男の姿を描く衝撃の実話「デビルズ・ダブル ある影武者の物語」のプロモーションで、11月26日に成田空港まで到着しながら、日本入国を拒否されてしまった原作者のラティフ・ヤヒアが、再び来日にチャレンジすることがわかった。
ヤヒアは、イラクの独裁者サダム・フセインの長男で“狂気の申し子”と呼ばれたウダイ・フセインの影武者としての生活を、87年から91年の4年間送った人物。その後ヨーロッパへ亡命し、現在はアイルランドで作家、国際法律博士として活躍している。亡命者という立場上パスポートを所持することができないため、11月に予定されていた来日では特別なトラベル・ドキュメントで入国予定だったが、付随書類の不備が原因で入国できないでいた。
来日の再要請を快諾したヤヒアは、「入国拒否されるという経験は、誰にとっても愉快なものではありません。アイルランド人の妻と11年間の結婚生活を送り、2人のアイルランド人の子を持つ身でありながら、再三の申請に対しても市民権を発行しないアイルランド政府を遺憾に思います」と心情を吐露。そして、「再度日本へ招待していただきありがとうございます。自分の人生をもとにした映画を日本にお届けできることをとてもうれしく楽しみに思っております」とコメントを寄せている。
「デビルズ・ダブル ある影武者の物語」は、世界を驚かせたヤヒアのノンフィクションを、「007 ダイ・アナザー・デイ」のリー・タマホリ監督が映像化した衝撃のドラマ。狂気のプリンス、ウダイと、影武者となったラティフを一人二役で演じたドミニク・クーパーの怪演が話題となっている。2012年1月13日から全国公開。
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