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ヒュー・ジャックマン、スピルバーグ作品で負け犬的ヒーローに

2011年12月8日 13:15

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“負け犬的ヒーロー”を体現してみせたヒュー・ジャックマン
“負け犬的ヒーロー”を体現してみせたヒュー・ジャックマン
(c)KaoriSuzuki

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めるエンタテインメント巨編「リアル・スティール」が、12月9日に公開される。父子の絆(きずな)を描いた今作に主演したヒュー・ジャックマンに、話を聞いた。

人間に代わり高性能のロボットたちが死闘を繰り広げる時代。夢をなくした元ボクサーの父チャーリーと、母を亡くした息子マックスは、旧式ロボットATOMとの運命の出合いによって、失われた父子の絆やプライドを取り戻していく。人生に挫折した男と愛を知らない少年が“本当に大切なもの”を取り戻していく物語だ。

チャーリーを演じるジャックマンは、出演を決めた理由を「父と子の絆を中心に描く部分が、最も心に響いた。ロボットの派手な格闘シーンも印象的だが、中心にあるのは“負け犬的ヒーロー”が2度目のチャンスを手に入れるというもの」と熱く語る。

“人生はやり直せる”と、見る者が心を掻き立てられるチャーリーの生きざま。ジャックマンは、その力強い描写に「ダメな男が再起をかけて立ち直るという物語が核。単にダメなだけではなく、2度目のチャンスを得るに値する男というキャラクターをどう演じるかが難しかった。軸になる父子の関係性には、リアリティが出るように心がけた」と役作りについて明かした。

もうひとり、映画の要となるのがダコタ・ゴヨ演じるマックスの存在。別の子役で決定しかかっていたが、スピルバーグが納得せず直前までオーディションが行われていたという。ゴヨについて、ジャックマンは「(オーディションの)部屋へ入ってきたとき、“彼だ!”とすぐに感じたほど、特別な空気を放っていたんだ。外見は幼く感じたけれど、話しぶりは落ち着いていて非常に大人っぽく、そのギャップに驚いた。もちろん演技力は素晴らしかったよ」と称賛する。

また、映画が放つエネルギーを多くの人に受け取ってほしいと語るジャックマン。「つらい時こそ一体となって立ち上がることが必要だと思うんだ。日本は今本当に大変な時だと思う。僕もニュースを見るたびに胸が痛み、そして応援の気持ちでいる。一体感のような、熱いスピリットをこの映画では体現している。自分を信じて進んで行けば、必ず良い方向へ導かれるということを大切なメッセージとしているんだ」と真しな眼差(まなざ)しを向けた。

リアル・スティール」は12月9日より全国で公開。

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