新星フェリシティ・ジョーンズ、レイフ・ファインズ監督作に主演
2011年12月5日 15:30
[映画.com ニュース] 注目度上昇中の英女優フェリシティ・ジョーンズが、レイフ・ファインズがメガホンをとる文豪チャールズ・ディケンズの伝記映画「The Invisible Woman(原題)」に主演することが決まった。
ジョーンズは今年、アントン・イェルチンと共演の恋愛映画「Like Crazy(原題)」でヒロインを演じ、サンダンス映画祭審査員特別賞、ゴッサム・アワード・ブレイクスルー俳優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー・ブレイクスルー・パフォーマンス賞を次々と受賞した、現在28歳の期待の新星だ。
新たに主演が決まった「The Invisible Woman(原題)」は、名優ファインズの監督第2作。クレア・トマリンによる同名の評伝を映画化するもので、“ネリー”の愛称で知られた女優エレン・ターナンに焦点を当てる。ネリーは18歳で45歳のディケンズと出会い、死去するまでの13年にわたって愛人関係にあった。
英TotalFilmによれば、ジョーンズはキャリー・マリガン、イモジェン・プーツ、アビー・コーニッシュといったライバル女優たちのなかから、ヒロインのネリー役を奪取した。一部メディアでは、ファインズが出演も兼ね、ディケンズ役を演じる可能性が伝えられている。
なお、ジョーンズは俳優でオスカー監督のウォーレン・ベイティが約13年ぶりにメガホンをとる、ハワード・ヒューズの伝記映画のヒロインにも抜てきされている。