渡辺謙、古川聡さん宇宙から“帰還”に歓喜 被災地での試写も約束
2011年11月22日 15:10

[映画.com ニュース] 俳優の渡辺謙が11月22日、映画「はやぶさ 遥かなる帰還」プロジェクトサポートチームを結成。世界初の偉業を成し遂げた小惑星探査機はやぶさを支えた75の企業と学校の関係者を招待し、公開に先立ち“チームはやぶさ再集結イベント”を都内で行った。
はやぶさプロジェクトを支えたのは、NECをはじめとする大手企業から下町の老舗町工場まで多岐にわたり、多分野のプロフェッショナルが壮大なプロジェクトを見守り続けてきた。このプロジェクトサポートチームは2010年12月、当時の海江田万里宇宙開発担当大臣、高木義明文部科学大臣から功績を称えられ、感謝状が贈呈されている。
映画のプロジェクトマネージャーである渡辺は、日本全国の関係者に再結集を手紙で依頼し、174人が会場に集った。この日は、JAXA(宇宙航空券旧開発機構)の川口淳一郎教授とともに、撮影のために制作費1200万円をかけて再現した6メートルの等身大“はやぶさ”を披露した。渡辺は、全員を見回しながら「この映画を作ろうとリサーチを始めて、ここにいる企業、学校のサポート、努力、英知を知ることができた。こんなに素晴らしい技術者たちを、世界に誇りたいと思った」と説明した。
また、国際宇宙ステーションに長期滞在していた宇宙飛行士、古川聡さんが22日、カザフスタンの草原地帯に着陸し、地球へ帰還した。渡辺は、「この映画のタイトルにも帰還という言葉がある。無事に帰還されて良かった。日本人最長の167日という滞在から帰ってこられて、素晴らしいこと」と手放しで喜んだ。そして、東日本大震災の被災者へも思いをはせ「大船渡など被災地での試写会をやらせていただく。そこから、本格的に全国での試写を回していくつもりです」とエールをおくった。
原作は山根一眞の「小惑星探査機 はやぶさの大冒険」で、さらに製作陣の徹底的な独自取材を脚本に盛り込んだ。川口教授がモデルの山口駿一郎を渡辺が演じ、幾多の困難に見舞われながらも絶望に打ちひしがれるプロジェクトチームを鼓舞し、立て直していく姿を描く。ほか、江口洋介、吉岡秀隆、夏川結衣、小澤征悦、石橋蓮司、中村ゆり、藤竜也が出演。
「はやぶさ 遥かなる帰還」は、2012年2月11日から全国で公開。
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