「海炭市叙景」熊切監督、音楽担当J・オルークとトークショー
2011年10月31日 20:16
[映画.com ニュース] 2010年12月に公開し、ロングランヒットを記録した加瀬亮主演作「海炭市叙景」のDVD&ブルーレイ発売を記念し、熊切和嘉監督と音楽を担当したジム・オルークによるトークイベントが、11月12日に東京・オーディトリウム渋谷で行われる。
同作は、芥川賞候補に5度ノミネートされながら41歳で自殺した北海道・函館出身の作家、佐藤泰志さんの遺作を映画化。18編で構成された小説のなかから5つの物語を抽出し、バブル崩壊後の不況に苦しむ地方都市と、ささやかながらも必死に生きる人々の姿を丁寧に描く。多くの函館市民が映像化を切望し、製作費捻出のために大規模な募金活動を行ったほか、数多くの登場人物をオーディションで選ばれた函館市民が演じている。加瀬のほか、谷村美月、南果歩、小林薫ら共演陣の演技派の共演陣も見逃せない。
イベントは同作の上映後、熊切監督とオルークが各々の立場から作品の魅力を語るほか、観客との質疑応答コーナーを設ける。開場午後1時、開演午後1時10分。前売券1400円、当日券1500円。ともにオーディトリウム渋谷のみでの販売となる。
メイキング映像、東京国際映画祭での記者会見、函館完成披露試写会の舞台挨拶などの模様を収めた特典映像付きDVDボックス(6090円)、ブルーレイボックス(7140円)、本編のみのDVD(3990円)、ブルーレイ(5040円)通常版ともに11月3日発売。レンタル同日開始。