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高嶋政宏、「スマグラー」の怪役は家族に秘密だった!

2011年10月26日 12:18

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ゲジまゆの“ブチギレ”キャラを怪演した高嶋
ゲジまゆの“ブチギレ”キャラを怪演した高嶋
写真:本城典子

[映画.com ニュース] 石井克人監督が、人気漫画を映画化した「スマグラー おまえの未来を運べ」が現在公開中だ。豪華キャストによる個性的なキャラクターやCGを駆使したアクションなど見どころは尽きないが、ラスト38分、高嶋政宏の怪演により、思わず目を覆いたくなるほどの臨場感あふれる衝撃的な場面が繰り広げられる。誰もが驚きと笑いなしでは見られない、圧巻のシーンを高嶋が振り返った。

妻夫木聡演じる役者志望のフリーター・砧が、借金返済のために始めた“危険物”の運搬を行う「運び屋(スマグラー)」の仕事を通じて、地獄を見ながら人間として成長し、一発逆転のチャンスにかける……という本作。高嶋が演じるのは、裏社会に君臨する田沼組の一員・河島精二。田沼組一の狂犬と呼ばれる河島は、加虐的な変態趣味があり、暴れ出したら手がつけられない問題人物という設定だ。長年のキャリアの中でも、高嶋にとってこれまで演じたことのない異色のキャラクターとのめぐり合いで、役者魂に火が付いた。

「河島の話が来たときは、神様に感謝しましたね。それほどもう、こんなにやりたかった役はありませんでした。原作を知っていたわけではなかったのですが、ああいう役を熱望というより、渇望していました」と声を弾ませる。役作りのために、熱心な取材活動を行うなど、並々ならぬ意欲で撮影に臨んだ。

「監督と最初に会ったその日に、こんなときはこういう風にやったらどうでしょう、こういうものを使いましょうと色々と僕から提案しました(笑)。たまたま知り合った、本当にそういう趣味を持つ人にも何時間も細かく取材したんです。その取材を基に、監督と河島のキャラクターをすり合わせていきました」

きついパンチパーマに、鋭く常に見開いた瞳、そして、自ら提案した有り余る毛量のまゆ。砧と対じするシーンでは、笑いをこらえるのに一苦労するような、奇抜な衣装で登場する河島。外見をとっても何とも形容しがたい強烈なキャラクターだからこそ、テイクを重ねるごとに愛着がわいた。

友人はおろか、家族にも河島役を演じることは黙っていたという。「実は、妻にも一切内容を言わなかったんです。『どんな映画なの?』って聞かれるんですけど、資料も何も見せずに、家族にも、友達にも一切話しませんでした。とにかく映画館で見て、笑ってくれとしか言っていないんです(笑)」と策略的な笑みを受かべながら明かした。

高嶋の怪演がスクリーンで炸裂する、「スマグラー おまえの未来を運べ」は全国で公開中。

※高嶋の「高」は正式にはハシゴダカ

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