浦沢直樹、日中合作アニメにキャラクターデザイン初提供
2011年10月20日 13:02

[映画.com ニュース] 「20世紀少年」で知られる人気漫画家・浦沢直樹が、キャラクターデザインを初提供した「チベット犬物語 金色のドージェ」が、2012年1月7日から正月映画として公開されることが決定した。
原作は、母を亡くした孤独な少年と一頭のチベット犬の友情を描いた、楊志軍のベストセラー小説「チベット犬」(人民文学出版社)。日本のアニメスタジオ・マッドハウスと中国の国営映画会社・中国電影集団がタッグを組み、中国政府の許可を受けた初の日中合作アニメとして完成した。
「ピアノの森」の小島正幸監督がメガホンをとり、チベット高原の大自然を舞台に、少年テンジンと金色のチベット犬・ドージェのきずなを丹念に描く。小島監督は実際にチベットを訪れ、ラサの町並みや現地の空気感などリアルな描写を追求した。
また、人気子役・濱田龍臣が、主人公の声優に抜てきされた。母親の死や父親との確執に悩む少年という難しい役どころに挑戦。アフレコは「泣いているときの感情で声を出すのが難しくて。実際に走っていないのに、走っている息使いをするのはすごく疲れちゃう感じがしました」と苦労もあったようで、「ドラマだと身振り手振りを使って、伝えたいことを伝えられるんですけど、声優だと声だけなので。アニメの絵の口に合わせるのが難しかったです」と語った。
濱田をはじめ筧利夫(父親役)、平幹二朗(大人に成長したテンジン役)、山像かおり、桑島法子、皆口裕子らが声優として参加。チベット出身の女性歌手alanが、主題歌「ECHOES」を提供する。
「チベット犬物語 金色のドージェ」は、2012年1月7日から全国で公開。
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