板尾創路&浅野忠信「月光ノ仮面」で2人1役!?
2011年10月14日 16:07

[映画.com ニュース] 板尾創路の監督第2弾「月光ノ仮面」のポスタービジュアルを、映画.comが独占入手した。「俺はいってぇ誰なんだ…」というコピーとともに、顔を包帯で包みうつろな表情を浮かべる板尾と、生気あふれる眼光の浅野という対照的なふたりの様子が強いインパクトを放っている。
第35回モントリオール世界映画祭のフォーカス・オン・ワールドシネマ長編部門に選出された同作は、板尾監督が前作「板尾創路の脱獄王」に続き、脚本(増本庄一郎と共同名義)・主演を兼ね、1人3役を担っている。
映画は、敗戦の色濃い昭和22年が舞台。戦死したと伝えられた落語家の森乃家うさぎが顔を包帯で包み、一切の記憶をなくした状態で戻ってくる。かつては人気、実力ともに認められ将来を嘱望されたものの、今はかすかな記憶をたどるように空ろな口調で、得意だった落語“粗忽長屋”をつぶやくことしかできない。
ポスタービジュアルでは、板尾、浅野のほか石原さとみの姿も。石原は今作で、噺家一門の娘・やよいに扮している。浅野は、記憶をなくしたまま高座にあがり続ける森乃家の前に現れる戦友・岡本を演じる。ふたりが劇中で同じ役どころを演じるほか、石原を交えた三角関係が繰り広げられるという。いまだ明かされていない物語の全ぼうにも大きな注目が集まる。
「月光ノ仮面」は、2012年1月14日に全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント