服部幸應、伝説のレストラン密着ドキュメンタリーで字幕監修
2011年10月9日 11:08

[映画.com ニュース] 料理評論家の服部幸應氏が、惜しまれつつも閉店した伝説のレストランの内情に迫るドキュメンタリー映画「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」で、字幕監修を担当していることがわかった。フードコーディネーターの結城摂子氏も参加している。
スペイン・ロザスに店を構える三ツ星レストラン“エル・ブリ”は、世界中から年間200万件もの予約が殺到するほどの人気を誇っていた。料理長のフェラン・アドリアは“世界で最も革新的なシェフ”と称され、多くの料理人に影響を与え続けてきた。しかし2011年1月に突然閉店を発表し、7月30日をもって営業を終了した。
02年にアドリアを招いて講習会を行うなど深い交流があった服部氏は、「フェランは100年にひとりの天才。料理界のピカソである」と絶賛。アドリアが日本料理に感嘆して涙を流したことや、「彼は優秀な後進を育てている」と料理だけではなく人材育成にも優れていること明かしている。
ゲレオン・ベツェル監督がメガホンをとり、料理界の革命児アドリアのつくる芸術的料理と、伝説のレストラン“エル・ブリ”の裏側に密着。新メニューの完成までのプロセスのすべてを映しだす。
「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン」は、12月上旬から全国で公開。
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